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建築設計室 IGM
岐阜県岐阜市薮田中2丁目18-17
TEL.058-274-1448
FAX.058-274-1446

1.建築設計・監理
2.住宅 商業施設、集合住宅、和風建築
3.一級建築士事務所
■岐阜県知事登録8351号

 

オープンハウス N・Guesthouse

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建物全景

建物南東側
敷地を囲む塀は土塀風デザインとし、
直線的な中に曲線を配して柔らかさを
表現している。
 
前面道路から2Mほどセットバックさせ
威圧感を感じないようにしている。
 
塀の冠瓦は特注サイズ。
石垣は、美濃石の崩積み。
 
中央部の板塀は、クライアントの希望で
伊勢神宮のデザインを参考に。
 
建物南東側夜景
石垣上のアプローチライトは
鉄作家さんの作品。
建物西側
西側塀は平面的凹凸を作り
変化を与えている。
 
丸抜き穴には、
色ガラス(ステンドグラスに使用するガラス)
はめ込んでいる。
 
西側通用口
西側通用口
車寄せも確保。
暖炉棟

外観

暖炉棟西面
大屋根は杉板(赤味)木賊(トクサ)葺き
棟は銅板瓦棒(丸棒)葺き
下屋庇は銅板一文字葺(隅廻し葺き)
中門から暖炉のある棟を見る
土塀のアプローチから暖炉棟を見上げる。
 
敷地には0,5~2Mの高低差を設け
アプローチ通路に変化を与えている。
 
西側濡れ縁より東側濡れ縁見る
下屋庇は雁行形とし、ミガキ丸太で支えている。
化粧野地はミガキ丸太のタル木を使用し、
数寄屋風デザインでまとめてみた。
栗の木の濡れ縁
濡れ縁の床と腰板には栗の木を使用。
板の間にサラシ竹をはめ込む。
暖炉棟夕景
正門内側から暖炉棟の夕景を見る

玄関

玄関
正面右に内庭
左手に暖炉室に入るトチの1枚板の
引き戸が見える
玄関入口右手に恵那サビ石の水鉢
玄関入口右手に
恵那サビ石の水鉢が見える
玄関引き戸
玄関入口 腰付障子
玄関飾り障子
袖壁に飾り障子が組み込んである。
曲り平竹が柔らかさを演出している。
玄関下足入
下足入れの天板は欅ムクの1枚板

暖炉室

漆喰塗りの暖炉
暖炉を取り囲むように床には段差を設けた。
腰をおろしたり、クッションを置いたりできる
くつろぎスペースとなっている。
暖炉室の戸をあけたところ
障子・ガラス戸・葦網戸を開けたところ
 
全開口の障子とガラス戸、網戸は
壁の中に収納されるため
室内から濡れ縁・庭へと空間が連続し、
大きな一体感が生まれる。
 
暖炉に火を入れたところ
障子・ガラス戸・葦網戸を閉めたところ
暖炉前の段差のある天井
暖炉前の天井に段差をつけ
間接照明を設ける。
栗の丸太と間に竹を編み上げた天井
天井には栗の丸太を吊り
間に竹を編み上げている。
間接照明を天井にあてることに
よって生み出される柔らかい光で
空間を演出する。
 
出入口
暖炉室から個室へと通じる出入口
 
暖炉室から個室へは
階段を2段上がって入る。
たった2段とはいえ、
別空間へと誘われる期待感を持たせる効果がある。
 
葦を使った網戸
   葦網戸       
葦度に網を貼って   
網戸の役目を持たせる。
竹を曲線使いした高窓障子
廊下側の円窓
 
竹を曲線使いした引分け障子の円窓が
空間を柔らかく演出。

暖炉

しっくい塗り仕上げの暖炉
暖炉は漆喰塗仕上げ。
中央で薪を燃やし、
両サイドの穴は薪置き場になっている。
火を付ける場所
実際に、暖炉に火を入れるところを
ご覧に入れましょう。
暖炉内部。床
1.床には外から空気が入るように
格子ブタが設けてあります。
格子フタの上に薪を置く
2.格子ブタの上に薪を置きます。
暖炉内部
3.着火します

個室

暖炉棟の個室
腰は恵那サビ石のゴロタ積みとし、
天井には小屋丸太を入れて
ロッジ風のナチュラルな空間とする。
すりガラスの窓
2面のガラス窓はスリガラスを丸く抜くことで
円窓の効果が出ている。

和室

和室・戸を全開したところ
暖炉室と同じく
障子・ガラス戸・網戸を全開口とし、
庭との一体感を演出。
和室。戸を閉めたところ
障子・ガラス戸・網戸を閉めたところ
和室出入口
和室入口の板戸には
上下に風通し用の無双窓を組み込む。
エアコン吹き出し口
和室押入れ上部。
エアコンの吹き出し口
天井明かり照明
特注オリジナルデザインの
網代天井と埋め込み照明
葦の網戸
葦戸に防虫網を貼って
網戸としても利用する。

廊下

暖炉棟廊下
壁はわらすさ入土塗壁とし、
段差を設けて曲線ラインを表現している。
 
床は欅ムク板。
天井は葦ボード貼り
段差設けた天井と間接照明
天井に段差を設けて、
間接照明とする。

水まわり

風呂
風呂
すりガラスを波型に抜き
庭の景色を美しく取り込む。
脱衣洗面室
洗面室
鏡の両側は障子の明かり照明
上下は間接照明になっている。
トイレ
トイレ
腰壁は女竹貼り
様々なデザインの障子
障子は場所によりデザインを変えている
脱衣室引き戸
出入口
出入口
伝統的なデザインの中に
透かし柄を入れて
アクセントをつけた。
囲炉裏のある棟

外観

囲炉裏のある棟を南東側から見る
囲炉裏棟を南東側から見る。
 
茅葺屋根は寄棟の形状になっていて
葺き師は京都の若手職人さん。
 
棟は銅板一文字葺き。
渡り廊下の瓦屋根が玄関前まで伸びている。
 
南から囲炉裏棟を見る
南側道路から塀越しに見る。
 
赤松林から茅葺屋根が見える。
庭から個室を見る。屋根を受ける丸柱を外側に立てている
庭から個室を見る。
 
屋根を受ける丸柱をガラス窓の外側に立てて
ガラスコーナーの柱を取り除いている。
約800ミリ、茅葺の厚みが見えている
茅葺の厚みは約600ミリ。
軒の下をほぼ水平にカット
約800ミリほどの厚みが見えている。
暖炉棟から囲炉裏棟を見る
暖炉棟から正門の屋根の奥に
囲炉裏棟の屋根が見える。
日本建築の屋根の美しさを
表現することができました。
黒文字貼りの腰板、栗の木の濡れ縁
腰壁は黒文字さらし割竹押さえ。
黒文字は京都から取り寄せたもの。
 
濡れ縁は栗の木。
囲炉裏棟の茅葺屋根
玄関前の軒を下から見る
玄関前の軒を下から見る。
茅葺の化粧タル木丸太と小舞の竹が
味わいを出している。
丸形下地窓もアクセントになっている。

玄関

武家屋敷風玄関
式台のある玄関
円窓下地窓を設けて
重厚な造りの中に柔らかさを与えてみた。
4枚引き戸は舞良戸風デザイン
4枚引き戸は舞良戸風デザインとし、
武家屋敷の構えを表現した。
屋久杉の床飾り板
玄関の床飾り板は
屋久杉のムク板を採用。
間接照明の柔らかい光
で演出してみた。
玄関の天井
玄関の天井
丸萩リードボードの黒竹押さえ

囲炉裏室

囲炉裏
囲炉裏室
 
小屋組みの松丸太が重厚感を与え
茅葺屋根が間接照明により照らされている。
 
南側の障子とガラス戸を開けたところ
欅の丸太をくりぬいた囲炉裏縁
南側の障子とガラス戸を開けたところ
 
 
葦戸を閉めたところ
戸(網戸)を閉じたところ
雪見障子
雪見障子
曲線部分は平竹を利用している。
かけ障子と丸太をくりぬいた水おけ
かけ障子と水おけ
 
かけ障子のデザインは曲線を取り入れて
柔らかさを表現してみた。
 
水おけは丸太をくりぬいたもの

囲炉裏

囲炉裏の火棚。欅の変木を利用
囲炉裏の火棚
 
めずらしい欅の変木を利用
吊り金物に麻縄を巻いている
吊り金物に麻縄を巻いて化粧した。
小屋丸太を見上げる
小屋丸太を見上げる
囲炉裏縁は欅丸太のくり抜き材を利用。床は縁なし畳。
囲炉裏縁は欅丸太のくり抜き材を利用。
床は縁なし畳。
床暖房パネルが畳下に敷きこんである。

個室

個室の窓
個室から庭を見る
 
コーナーの柱を無くし、
開放的な窓になっている。
壁と天井に丸太をいはめ込んだ山小屋風デザイン
壁と天井には丸太をはめ込んで
山小屋風なデザインとした。

和室

和室の片隅の小庭。網代天井は間接照明で照らされる
和室の片隅に小庭を設けて
空間に変化を与えている。
天井中央部は網代天井とし、
間接照明の柔らかい光で照らされている。
床の間の下がり壁を曲線とし、柔らかさを表現
天井中央部の照明は埋め込み照明。
床の間の下がり壁を曲線とし、
柔らかさを表現した。

廊下

囲炉裏棟の廊下
水廻りへ続く廊下
 
曲がり角のコーナーに小庭を設けて
アクセントとした。
正面奥に化粧台がみえる
天井は間接照明とし、
壁面には、曲線ラインの間に女竹をはめ込んだ。
 
正面奥に化粧台が見える。

水まわり

囲炉裏棟浴室
浴室
 
壁と天井は檜を使用。
浴槽には高野槇を使っている。
高野槇の浴槽
床と腰壁には十和田石を使用
茶室

茶室
茅葺寄棟屋根の茶室
駆け込み天井
内部は四帖半。駆け込天井。
障子を大きく配置し、明るい空間にした。
茶室水屋
水屋内部
 
天井は化粧タル木天井
床の間の円窓
床の間の壁に円窓を設け
庭の緑を取りこめるようにした。
夕景の茶室
夕景の茶室
正門

正門 屋根は桧皮葺
正門正面
 
檜皮葺屋根は
文化財修復を手掛ける職人さんたちが手掛けた。
正門を南東側からみる
正門を南東側から見る
正門南東側
塀の曲面の奥に正門がみえる
正門扉。タモ材に亀甲のナグリ仕上げ
正門の扉はタモ材に亀甲のナグリ仕上げ
扉取手 鉄作家によるもの
取手は鉄作家さんによるもの
桑の欄間板
欄間板は桑の変木を板状にしたもの
正門腰板 栗の木ののこ引き仕上げ
袖壁の腰板は
栗の木の、のこ引き仕上げ
正門床 恵那錆石の乱貼り ビシャン仕上げ
床の石は恵那サビ石。
乱貼りで、コーナーを丸くして
柔らかさを演出
中門

中門外観
 
中門外観
杉皮葺の屋根を北側の庭から見る
ミカゲ石の大判乱貼り
 
床はミカゲ石の大判乱貼り
中門の腰掛
 
ケヤキ板のベンチを2か所設ける
中門屋根
 
小屋丸太はクリ材ナグリ仕上げ
タル木は放射状化粧タル木になっている
中門から北側の庭を見る
 
中門から北側の庭を見る
中門下地窓
 
円窓から茅葺屋根を見る
中門
 
中門は
屋根付きの渡り廊下で
囲炉裏棟と暖炉棟につながっている
暖炉棟から中門を見る
 
暖炉棟から中門を見る
正門から中門へのアプローチ
 
正門から中門へのアプローチ
中門へのアプローチの杉苔
 
中門へのアプローチ
飛び石と苔
中門へのアプロ―チ夕景
 
中門へのアプロ―チ夕景
暖炉棟を見る
渡り廊下

土塀越しに渡り廊下を見る
 
正門から渡り廊下の屋根を見る
ねじりながらあがっていく渡り廊下の屋根
 
いろり棟から
渡り廊下の屋根越しに暖炉棟を見る
黒竹の穂垣
 
渡り廊下横の竹穂垣
渡り廊下の瓦屋根
 
渡り廊下の屋根越しに
いろり棟の茅葺屋根を見る
渡り廊下の小屋裏
 
渡り廊下の化粧野地
棟木と小屋梁は栗のナグリ
渡り廊下
 
いろり棟から中門へと続く渡り廊下
渡り廊下床 
 
床はミカゲ石ビシャン仕上げ
 
両横の仕上げは色モルタル洗い出し
渡り廊下脇の光悦垣
 
渡り廊下横の光悦垣

石積み美濃石使用
 
敷地南西角から塀を見る。
 
四つ角の隅切りを大きくして
見通しを良くしてある。
 
 
 
 
 
 
塀を丸くくり抜いて色ガラスをはめ込む
 
いろり棟の屋根を塀越しに見る
 
塀を丸くくり抜いて
色ガラスをはめ込んでいる。
塀東側
 
塀東側
 
土塀風デザイン
美濃石の石垣
 
美濃石の石垣
石垣の上は通路になっている
 
塀南東
石垣の上は通路になっている
屋根

渡り廊下越しに囲炉裏棟をの屋根を見る
 
渡り廊下の屋根越しに
いろり棟の茅葺屋根を見る
 
茅葺きは
文化財の修復を手掛ける職人さんたちの手による
 
 
 
 
 
囲炉裏棟茅葺屋根
 
造園工事前の囲炉裏棟の茅葺屋根
手前が木賊葺き 奥が茅葺
 
北側の板葺屋根と茅葺屋根
囲炉裏棟屋根
 
東側から囲炉裏棟屋根を見る
木賊葺き隅棟のまわし葺
 
木賊葺(杉の赤味板)屋根の下り棟部分を
廻し葺きで仕上げる
杉の赤味板木賊葺き
 
杉の赤味板木賊葺き
手前が木賊、奥が茅葺
 
北側より囲炉裏棟屋根を見る
手前が木賊葺き、奥が茅葺
 
手前が木賊葺き、奥が茅葺き
大和棟
 
暖炉棟の板葺屋根
 
下屋庇は銅板一文字葺き
正門の桧皮葺屋根越しに暖炉棟屋根を見る
 
正門の檜皮葺屋根越しに
暖炉棟屋根を見る
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